ジロからは一気にアッサムを抜けてナガランドのモンという町まで移動します。モンではアオリンフェスティバルという首狩り族のお祭り(4月1日~6日)があるそうです。
何度もお世話になっているスモーに乗ってまずはラキンプルという町を目指します。結局出発は11時半の予定が12時半になりましたが、ホテルで待機できたので快適でした👌
来るときに立ち寄ったところと同じ休憩スポットでお昼ご飯休憩でしたがあまりお腹も空いていないので、お菓子屋さんのようなところでチャイとパイで簡単に済ませます。
ラキンプルに着いたのは5時ごろで今日はここに泊まらないといけないかと思っていたのですが、バスターミナルに行ってみると夜の10時出発の夜行バスがありました。ディブルガルという町に行けばソナリまでのバスがあるようでそのバスで行くことにしました。
バスの出発まで時間があったので町を散策、少し大きめのスーパーがあったのでよってみます。そこで売っていた服は今までみたところよりもだいぶ安いです。やっとボロボロのTシャツを買い替えることができました。そして一緒に長袖のシャツも購入、日差しが強くなってきて日焼けが痛いので必要になりました。
ご飯をたべて町で時間を潰していましたが、閉店時間の店が増えるにつれ町が暗くなっていくのでバスターミナルに戻ることにしました。
バスターミナルに向かい歩いていると急に40才くらいのおじさんに腕をつかまれました。物乞いかと思ったのですが薄ら笑いをうかべていて不気味です。とっさに腕をつかみ返してこちらも腕を強く握ったらそれ以上何もありませんでした。インドではこういうこともよくあるので驚いてはいけません❗
バスターミナルにつくと12才くらいの少年がハロー、ハウアーユーと言って話しかけてきました。バスチケットを買わないかと言っているようなので、アイハブチケットと返事しますが理解してくれません。持っているチケットを見せてみると納得してくれたようですが、なぜか何かいいたそうな顔をして近くにいます。
見る限り少年はいいヤツそうな雰囲気を感じていたので、先ほどおやつに食べようと二つ買っていた菓子パンの一つを少年にわたして、もう一つは自分で食べることにしました。少年とできた会話は僕が知っている数少ないヒンディー語と地名を言ってみるくらいです。少年のメインの言語はアッサミーのようでした。
更に2時間ほどしてターミナル周りの店も閉まっていく中、閉店した店の前に腰かけて待っていたら先ほどの少年が一人のおじさんと共にやってきました。おじさんはひょうきんな人で色々話しかけてくるのですが、まったくわかりません😅
そのあとおじさんがアッサムのダンスだといってダンスを披露してくれたり、記念撮影をしていると雨がふってきました。するとチケットカウンターの人がカウンターの中に入れてくれてここで待つようにいってくれました。
夜も更けて少し眠くなってきたころで少年はそろそろ家に帰るそうでバイバイと言い合ってお別れしました。こんな時間まで働いて学校には行っているのか気になります。ちなみにおじさんはいつの間にかいなくなっていました😅
雨はますます強くなり大雨のなかバスが到着、もうすでに8割くらい席が埋まっていました。席について一安心もう朝には着くだろうと思っていたのですが、深夜1時ごろレストランの前にバスが止まり食事をしに降りていく人がいます。
こんな時間に食べるのも驚きですが、乗る時から一緒の人が荷物を持って降りろと言います。どういうことかと思ったらここでバスの乗り換えをするそうです。眠いのを我慢して待っていると、別のバスがやってきて乗ってきたバスは走り去っていきました。
やってきたバスは3列シートの快適なバスでぐっすりと眠ることができました。しかし、目覚めたとき近くの人にディブルガルはまだかと聞くともう過ぎたよと言います❗
まさか寝過ごすとは思っていませんでした。とにかく次止まったところで降りることにします。バスはティンスキアというところで止まりました。
まだ時刻は朝の5時前で辺りは真っ暗です。小雨も降っていて不安を煽ります。幸い近くでチャイの屋台が営業していたので取り合えずチャイと甘いものでも食べて落ち着くことにします。
周りにはバスがたくさんとまっていてソナリまでいくことはできると思いますが、正直またバスに乗るとなるとげんなりします。来る途中で駅を見かけたので列車で行けないかと行ってみることにしました。
駅まで10分ほど歩いて駅の中に入ると雨が強くなってきましたホームまで吹き込んでくるほどの雨です。チケットカウンターはまだ開いていませんでしたが、あまりの猛烈な雨が降ってきたためここで待つことにしました。
カウンターが開いたので行ってみるとあと一時間後に列車が出発するそうです。ソナリまでは20ルピーと格安でもちろん購入、やはり列車は安いです。これからはもっと鉄道を活用しようと思います。
インドの列車は色々な食べ物の売り子がひっきりなしに行き来しているので、お腹が空いたらいつでも購入できます。賑やかで楽しいのですがチャイ、チャイーなど連呼しながらやってくるので寝ていてもおかまいなしなので眠い時はうっとうしくも感じます😓
そしてうっとうしさしか感じないのがオカマの物乞いです。インドではヒジュラと呼ばれ神聖な存在ともされているようですが、そのオカマが列車のなかで手拍子しながらやってきて、ほら出しなさいよとも言わんばかりに手を突き出してきて金を要求してきます。
オカマとしてのクオリティも低く気持ち悪いメイクをした男が女性の衣装を着ているのを見せられて、なぜお金を渡さなければいけないのかという気持ちでしたが、隣の男性がお金を渡していました。しぶしぶという感じでしたが、ヒジュラというものの存在はインドではどのような存在なのでしょうか❓
About
●移動
Ziro~Lakhimpur SUMO 330ルピー、5時間
Lakhimpur~Dibrugarh バス 400ルピー、6時間、僕は乗り過ごしてTinsukiaまで行ってしまいました。
Tinsukia~Sonari 鉄道 20ルピー、6時間