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【物欲】買っても満足できない。どうしたらいい?【行動支援リスト】

物欲をなくすことはできません!

・・・といきなりタイトルから否定しましたが、物欲というものを0にすることはできません。



人間だれしも物欲を持っています。でも10→1にすることはできます。


この記事では物欲がなぜ出てくるのか、物欲とうまく付き合い満足化させる方法を分かりやすく具体的な行動順に書いていきたいと思います。


物欲の出どころはどこだ

僕たちが物を欲しいと思うのは、自分には持っていないものを他人が持っているときです。



「俺の周りはみんなMacBook Air持ってるけど俺はもってない!」

「ママー、キノコの山買ってー」

「もっと広くて明るいアイランドキッチンのある家にすみたいわ」



なんて欲求は他人の持っているもの(買えるもの)を知ってしまったがゆえに出てくる感情です。


テレビやネットはそういう面では物欲生産機といってもいいほど、僕たちの物欲を刺激してきます。


CMは物を買ってもらうためにつくられているのですから当然ですね。他にもスーパーのチラシ、お店のPOP、街中の看板などで溢れていて、全て避けることは不可能です。


その証拠に買えないものやあまりに自分の世界から離れているものには物欲はおきません。

「オーストラリアほしい」

「鎌倉の大仏がほしい」

「縄文土器ほしい」


欲しいと思わないですよね。   ・・・中には欲しい人もいるかも知れませんがその人は大仏とか大陸一つ分買う財力があるとか、考古学者です。いずれにしても住む世界が違うと欲しいものも変わります。



ちなみに「彼女欲しい」は物欲ではありませんよ。性欲です。(他にも親和欲求、救護欲求、承認欲求など様々な要因が絡み合っています)


僕たちは物欲を煽る情報に常にさらされています。物と情報の多い現代では周囲に物が溢れすぎて物欲依存症になっているのかも知れません。


解決策

その1.情報をコントロールする

知ってしまうから満たされない気持ちになるんです。それなら最初から知らない方が幸せです。

だからといって情報を遮断するためにテレビもパソコンもスマホも捨てて、人とも関わらないし、出かけないなんてことはできませんね。


ならば取り入れる情報をコントロールすればいいんです。具体的に説明していきます。

テレビを見ない

テレビ番組にはスポンサーがついています。つまりテレビ番組にはスポンサーの商品を購入してもらうための番組という一面があります。


国民的アニメ、サザエさんのスポンサーは超有名な某電機メーカーです。サザエさんが放映された1969年は家電が一気に普及していた時代です。


サザエさんの家には3種の神器はじめ家電がありますが、家電があるのが当たり前という時代ではありません。


それを持っていることが当たり前のように消費者に思わせて商品を買ってもらうのです。見て分かるようにその作戦は見事に成功したというわけです。


別にサザエさんを見るなと言っているわけじゃありません。むしろ日本国民なら必修アニメです。


見たい番組は見ても良いですが、時間潰しや、なんとなく見るのは止めたほうがいいです。録画してCMカットするのも効果的です。


ネットは調べるものを決めてから

スマホやパソコンでネットのサイトを見る時は 調べることを決める 時間を決める この2つが重要です。


● 調べることを決める

あらかじめ調べたいことを決めておいて、必要な情報だけ取り入れていきます。余計な情報は読み飛ばします。気になるリンクをポチっとするのは論外です。

目的地に着くためにはおいしそうなドーナツやかわいい子犬が誘惑してきますが、全部蹴っ飛ばしていってください。


● 時間を決める

ネットの世界は見渡しても広さが分かりません。必要な情報でも全ての情報に目を通すことはできません。

そのために時間を決めることです。1日2回、30分づつなど具体的にきめておけばついついポチっとしてしまった時でも時間がないということに気づき目的の情報に戻ることができます。

買い物は必要なものだけ

買い物をするときもネットを見る時とほぼ同じ方法が使えます。

● ウインドウショッピングは止める

買い物には必ず何かを買うという目的があります。買う目的がなくただ見るだけは娯楽です。必要なものを買ったらさっさと帰る。これに尽きます。

娯楽として楽しむためのウインドウショッピングはほどほどにしましょう。他の趣味を探すことをおススメします。

● ポイントカードはつくらない

ポイントカードシステムは巧妙に作られていて「今ならポイント5%アップ」「1000以上買うとポイント10倍!」「スタンプ20個でラーメン一杯無料」などの魔法の言葉で僕たちを誘惑してきます。


あと100円ちょいで10倍なら丁度1000円くらいになるもの買おうかなという気分にさせてきます。

でもよく考えてください。100円1ポイントなら損してるじゃないですか。でもなんとなく得した気分になるんですね、うまく心理をついてきます。


ポイントがたまればタダで買い物できますね。お得感満載ですがそれはポイントという形でその店に貯金してきた自分のお金です。

しかしポイントはお金ではないのでその店、または提携の店でしか使えない上に、有効期限があって失効したりポイントカード自体を無くす可能性もあります。

ポイントの価値はお金と同じではありません。



本当に必要なものだけを買うのなら得するじゃないかと思うでしょうが、人間の意思は弱いです。それはもうあなたは ココ をポチっとするのが我慢できないくらいに。

これが我慢できるなら上級者なので店の思惑に乗せられずうまくポイントを利用してください。


● 上手にネットを利用する

先ほどネットは調べる内容と時間を決めると書きましたが、買い物の時上手にネットを使うことは無駄な買い物をしないことに有効です。


お店では見るつもりがなくても色々なものが目に入ってきます。それらのトラップを回避できたとしても店員さんという中ボスが待ち受けています。
そして巧妙な技で僕たちを翻弄し敗者はお買い上げコースに落とされます。

そんなコースを辿らないための裏道がネットショップです。


ネットにもトラップはありますが店よりははるかにイージーです。中ボスもいません。


目的の商品がこのメーカーのこのシューズと決まっていれば、最短距離で商品を購入できます。


これが単に「靴が欲しい」だと候補が多いので絞り込みます。

モヤッとしたイメージのまま探すことは自分から茨の道に突っ込んでいくようなものです。


スニーカーなのか革靴なのかパンプスなのか。

予算、色、サイズ、ミドルカットかハイカット、タウン用、ビジネスシーンでも使える方がいいのか、カジュアルか、素材はスエードかナイロンかデニムか合皮か。


とにかく決められるところは決めてから探すことです。余計な情報はばっさりとカットしていきます。


その2.物欲に終わりはない

どれだけ物を買っても上には上がいます。他人との比較をしている以上この終わりなき無謀なムダ使いから抜け出すことはできません。


モテたいA君は上司に「男ならいい腕時計を一つくらいは持っておいたほうがいい、そうじゃないとモテないぞ」とモテるためには高級腕時計が必要だと言われたモテたいA君は納得して上司から勧められたR社の腕時計を買いました。


確かにその時計は今までにないくらい美しく、付け心地も最高です。しかも周りからの評判も上々、狙い通り女子ウケもいいです。


モテたいA君はやっぱりブランドの力はすごいと思い知ります。なら服も高級ブランドにすればもっとモテるんじゃないかと思い、あれやこれや買いあさります。


家の中は服で溢れてきますが、女子ウケは以前より確実に上がっているので、大した問題とは思いません。しかしモテるためには服と時計だけでは心もとない、やっぱり男はいい車をもたないとと考えます。


腕時計を進めてきた上司に聞いたらやっぱりモテる男はスポーツカーだろうと進められ、モテたいA君は早速スポーツカーを探します。


経済的な理由もあり新車は諦めましたが、欲しかったスポーツカーが見つかり、今の庶民的な車を下取りに出したら買えない額ではなかったので、ローンを組んで購入しました。


腕時計のおかげかスポーツカーのおかげか彼女のできたモテたA君はよく彼女と一緒にドライブに出かけました。スポーツカーは目立つので車好きに声をかけられますが、その時声をかけてきてくれた人はスポーツカー5台も持っていて改造が趣味だという人でした。


連絡先も交換して後日その人を中心とした集まりに行ってみると自分好みにカスタマイズしたスポーツカーがずらり、すっかりスポーツカーの魅力にハマっていたスポーツカー好きのA君はスポーツカーのカスタムの世界にお金を注ぎ込んでいきます。

こんな感じで続けていればこの先もずっと物欲は湧き出てきそうですね。そして腕時計も服もスポーツカーもどんどん新しいモデルがでますし、高額なものは天文学的な数字です。


収入にも見合ってないようで、この生活を続けていけば彼女とドライブができるのも長くはないでしょう。


A君は高級なものばかり買っていましたが、安いものをたくさん買うことも同じで、どんなに収入の高い人でも自分なりに金額の上限はあります。金額の大小に違いはありません。



まずは物欲に終わりはないということをしっかり頭に入れてください。物欲をコントロールできるまで毎朝「ブツヨクニオワリハナイ、ブツヨクニオワリハナイ、ブツブツ」って唱えてください。

その3.物欲のコントロール

足るを知る

足るを知るとは吾唯足るを知るという中国の老子というエライ人の言葉です。エライ人の言葉は僕たち凡人には理解しきれませんが、僕はこう解釈します。


「i PhoneXが発売されたけど、今持っている6Sでも不便はないよな。みんな写真がきれいだっていうけど6Sでも十分だと思うし、そもそもLINEとかネット見るのがほとんどだし、バッテリーの持ちは悪くなってるけど、毎晩充電してれば問題ないからまぁいいか。」


「おいしそうなバームクーヘンね。買って帰ろうかしら。あら、そういえばまだ家に頂いたお土産のウナギパイが残ってたわね。また今度にしましょ。」



つまり今あるもので満足することです。人が感じる幸せはそれぞれ違います。それを超えて上を目指そうとすれば宇宙の果てを目指すようなものです。

満足ができない人は何をしても不満が出ます。


「i PhonX 買っちゃった。」-3日後ー「やっぱりちょっとデカいな。ポケットからもはみ出すし。重いし。前の方がよかったかな。」


「このバームクーヘン高かった割にはパッサパッサね。並んでまで買ったのに。フンッ。」


上を目指すのではなく自分の最適をみつけるべきです。


世界を知る

世界を知ることは自分の最適を知るためのはかりになります。


世界には飢えに苦しむ人や病気でも病院に行けない、教育を受けられない、人種差別、戦争など、過酷な生活を強いられる人もいます。



勘違いしてほしくないのですが、別に「あなた達は、この人達と比べたらずっと恵まれた生活を送っているのよ」なんていうつもりはありません。


ただ周りの環境によって自分の最適は簡単に変わってしまうということです。


銃弾が飛び交って道に倒れた人を見るのが日常だという場所で電動歯ブラシを欲しがる人はいませんね。


「ここもそろそろあぶねぇ。移動するぞ。・・おい、聞いて、ってのんきに歯ァみがいてんじゃねーよ。スカタンッ!」



世界を知れば基準の幅を大きく広げることができます。そこに自分の最適があるかもしれません。(銃弾が飛び交う地域に行くことは止めてくださいね。)


旅をして自分の目で見ることが一番ですが、YouTube でもテレビでも本でもOKです。


欲の方向を変える

欲には色々な種類があります。知識欲や達成欲など自分のためになるものも欲の一つです。


物欲は他の欲へ向けることができます。


〇新しいカメラを欲しがるのではなく、今あるカメラの機能を熟知し最大限に引き出す。画質では最新機器に勝てないので、構図や小物、テクニックでいかに味のある写真をとるかに力を入れる。


〇流行りのメイク道具ではなく、YouTubeや雑誌で技術を学び、いつも同じメイクではなくシーンに合わせて細かく変化を付ける技術を磨く。そのメイクがどんな心理的影響を与えるのか学ぶ。


今あるものを使い倒してやろうという気持ちをもつこと。


欲の方向を絞る

ここまで読んでも物欲が鎮まらない人がいるようです。


「そんなこといったってどうしてもほしいんだっ!これからはちゃんと考えて物を買うし、今あるものは利用する。でもソファーだけはどうしても欲しいんだっ!」


そこまで熱い思いがあるのなら買えばいいと思います。


ただし、欲しい物のため努力する必要があります。その欲しいものを手に入れるためにはどうすればいいか、メリット、デメリットを考える必要があります。


欲しいものがソファーの場合ならこんな感じです。収入源はアルバイト、男一人暮らし1Kの部屋を想定します。


● メリット 

リラックスできる、部屋の印象が変わる、あることで幸せな気持ちになれる

● デメリット

お金が減る、部屋の空間が狭くなる、掃除しにくくなる、運ぶのに手間がかかる、引っ越しの際処分か運ぶ必要がある


メリットがデメリットを超えると感じるなら第一段階クリアです。今度はどうすれば手に入れられるのか考えます。


お金を払えば手に入るというわけではありません。5万円のソファーだとしたら5万円分の労働と引きかえているとも言えます。


ここで重要なのがお金は労働の対価で労働は自分の時間を使っているということ、大げさに聞こえるかもしれませんが、人生を削った時間で物を買っているのです。

この思考回路を忘れないでください。 お金 ⇐ 労働 ⇐ 時間(人生)


彼の場合はアルバイトするときに今はソファーのために皿洗いをしているのか、レジ打ちをしているのか、知りませんがとにかく5万円分稼ぐまで意識してください。


そこでバカバカしく思えたらその程度の物だったということですし、逆に仕事を頑張れるようになったなら仕事にも精がでます。


いずれにしてもいい結果を生みます。


それだけして手に入れたソファーは彼にとっては5万円以上の価値があるはずです。きっとそのソファーに満足していることでしょう。


まとめ

ここまで読んでくれてありがとうございます。長くなってしまったので最後におさらいをしていきます。


● 順番に行動するだけでOK。行動支援リスト

  1. 情報のコントロール:テレビ、ネットはできるだけみない、必要なところを厳選する。買い物は買うものを決めてから。


2. 物欲に終わりはない:ブツヨクニオワリハナイ、何度でも自分に言い聞かす。


3. 物欲のコントロール:世界を知り基準を広げ、周りとの比較ではなく自分の最適をみつける。今あるものを使い切ることに欲を向ける方向を変えて、時には物欲とうまく付き合う。


それではあなたの最適の生活を楽しんでください!



追記:YouTuberのミニマリストしぶさんの動画が非常に参考になるので見てみてください。 ミニマリストしぶ - YouTube