アサメシヤ

あさひ@旅する庭師

「おもてなし」とはなんだ おもてなしの達人から具体例を学ぶ

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「おもてなし」という言葉が流行ってから数年たちますが、具体的に「おもてなし」とはなんぞやという話です。

「心遣い」とか「思いやり」とか「サービス」とか似たような言葉がありますが、僕の考える「おもてなし」は ’’相手に気づいてもらえるか分からない些細なことだけど相手のことを考えてすること'’ ではないかと思います。

そんな「おもてなしの達人」がつい先日身近にいることに気づきました。

うちのばあちゃんです。

・73才
・昔焼き鳥屋兼居酒屋を経営
・現在公民館の掃除のおばさん
・好きな色は黒
・似ている芸能人はデヴィ婦人

外出するときは必ずお化粧をして髪を整えて服もバッチリきめていく、料理や裁縫、お花も上手なそんなばあちゃんです。

なんかこんな孫でごめん・・・って感じですが、ばあちゃんの「おもてなし」を具体的に紹介します!

これが「おもてなし」だ

〇夜行くと玄関に電気がついている

明かりがあるとホッとする。今はタイマーで自動も多いけれどばあちゃんの家は手動、でももったいないから誰も来ない時には消灯。

〇風呂が沸いている

いつくるか時間を気にするのは来たときに風呂が沸いているようにするため、アツアツの風呂につかれるのは極楽極楽。
ちなみにシャワーの時は入る直前に水を出してお湯になるまで待たせることもない。

〇アツアツ激ウマのご飯

風呂から上がるとすぐにご飯。揚げ物など出来立てがおいしいものは逆算していつでもできたてアツアツを提供。
料理の腕もかなりのもの僕的には世界一ウマい料理。
美味しい料理が作れることもその為に努力したということなのでおもてなしだと思います。
しかし強烈にススメてくるので食べられなくなるまで食わされる。

〇入念な下ごしらえと調査

ウマさの秘密ともいえる。5時間前から酢につけた南蛮漬けとか3日前にぬか床につけたつけものとか手間が半端じゃない。足りない食材や調味料は一切妥協なく一つでも足りなければ買いに行く。

更に料理番組を見る時は必ずメモを準備、その紙の束は5キロはあるだろう。

〇譲られるチャンネル権

自分が見ている番組があってもリモコンを渡してチャンネル権を譲ってくれる。

〇食後の甘味

食後は必ず甘いものを食べるか聞いてくる。フルーツやお菓子などそして半強制的に食わされる。

〇満腹になりすぎてごろ寝をしても快適

食後にちょっと横になるとすかさず枕が出てくる。
肌寒い日には毛布も出てくる。

〇おやすみ時もぐっすり快眠

昼間干しておいたふかふかの布団に入ると布団をかけてくれる。暑いからいらないといっても問答無用。

〇お目覚めスッキリ

前の夜何時に起きるか聞いてきてその時間に合わせてご飯を炊いておいてくれる。ちなみに予約タイマーは使わない。水につけっぱなしだと良くないそうだ。
一度水に浸した米をザルにあけて、朝早起きしてご飯のスイッチを入れる。
しかしなぜか昨日聞いた時間の1時間前に起こされる。

〇朝も必ず暖かいものが

朝は必ず暖かい汁物と焼き物が出てくる。朝から妥協はない。

〇美しい花

もらった切り花をすごく大事にする。水は1日に10回は取り換えているんじゃないかと思う。そして1日1度は切り口の切り直しをする。
こうすることで切り花の寿命は格段に延びる。

〇お客さんによって部屋のインテリアが変わる

昔その人にもらったお土産などその人を意識したものが飾られる。

〇いつでもどこでもピッカピカ

掃除も徹底していて汚れたところを見つけるのが難しい。床も風呂も洗面所もトイレもキッチンの排水溝もコンロ周りもとにかくピッカピカ。
これはホントにうれしい。

〇洗濯もいつの間にか

まだ洗わなくていいかと思っている服もいつの間にか洗ってくれている。シャツのボタンは全て止めて裏返してネットに入れて気遣いもカンペキ。
旅から帰ってきたときの埃だらけの靴やリュックまでキレイになっていたのには驚いた。

〇雨の日も来たくなる

雨の日傘を差して来れば、いつの間にか開いて干してあり、帰るころには玄関に乾いた傘が置いてある。

〇必ず靴がそろっている

玄関で適当に脱いだ靴も、出かける時には必ず行儀よくならんでいる。

まとめ

このような感じでうちのばあちゃんは「おもてなし」の達人です。

僕が気付いていることだけでもこれだけあるのですから、気づいていないことはもっとあるかもしれません。

少々やり過ぎて「おしつけ」のこともありますが、ばあちゃんの家はホントに快適に思えるのはやはり「おもてなし」があるからだと思う。

少しでも皆さんの参考になればと思います。